REUSSのrite On!は60年代のMosrite Fuzz riteをベースとしたファズのようです。
モズライトのファズとの比較はできませんが、
Right On!は魅力のあるファズなのでレビューしてみたいと思います。
コントロールノブはMOREとNOISEの2ノブです。
MOREがレベルコントロール、NOISEがファズの量をコントロールしますが、
NOISEをゼロにしても若干ファズが効いています。
まずはアンプをクリーンセッティングにして、やってみました。
NOISEを9時ぐらいにするとガレーズィーなサウンドです
12時を過ぎていくとサイケが似合いそうなサウンドになります。
因みに2つのノブは相互作用するとのことです。
NOISEを上げていくと音量も上がっていきますので、
MOREで調整しながらと言うことでしょうか？
次はアンプをクランチにしてやってみました。
こりゃまた別の顔になりました。
9時あたりでもゴロゴロした太いファズサウンドになり少し暴れ気味な感じでイイです！
次はこれでやってみました。
ワタクシのメインファズ、シヴィルウォーに登場してもらいました。
アンプはクリーンです。
シヴィルウォーのゲイン10時トーン1時です。
クランチで暴れていた感じが薄れて、太くて、ゴロゴロした雷様ファズになりました。
この組み合わせイイです！
ただ、このペダルの本質はガレージ寄りのファズサウンドなので、
単体での使用がベストだと思いました。
Right On!のようなジャンキーなファズは、ベースとなったモデルが
あるとはいえ、最近はなかなか、新製品として出てこないので、
貴重な存在では無いでしょうか？
60年代のサウンド目指している方にはドンピシャで、
そうでない方には新しい創作意欲が湧いてくるようなペダルです。
ヴィンテージのNOSストックのBC329トランジスタを使用して、
とても丁寧に作られています。
いまいち話題にならないのが残念ですが、
若いプレーヤーの方々に知ってほしいペダルです！
