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Masatone Effectifiers  Blues Rock Machine &Hard Rock Machineレビュー!

今回新たに入荷しましたMasatone EffectifiersのBlues Rock MachineとHard Rock Machineをレビューをします!

先ずは11月に発売された新作のBlues Rock Machineからです。

ECC83(12AX7)を搭載し9Vから180Vに昇圧した電源を供給するとのことで、レンジの広いドライブサウンドとなります。
アンプはクリーン、ギターはストラトで音出ししました。
コントロールはVolume,Treble,Drive,LED兼Bass,Sparkle/Normal SWとなっています。

Drive、Trebleは12時ではじめましたが、これがまた良い塩梅の歪み感で、低音弦ではゴツゴツした力強いサウンドが、高音弦ではカリッとしたピッキングのニュアンスがよく出ていてキレのあるドライブサウンドです。
真空管ならではの倍音感もあり、Driveを9時辺りにした時のクリスピーなサウンドも流石の一言です。
Driveは幅が広いのでほぼクリーンからディストーションサウンドまで行けます。

LED兼Bassノブは左に回しきった状態から好みで足していくと良いかと思います。
Bassも決してブーミーにならず、良い塩梅で乗ってきます。フロントピックアップで弾く際に弾力が欲しい場合に好みで足して行くと良いかと思いました。
ピッキング時の食い付き感がとてもよく、より感情的にサウンドコントロールが出来るのも真空管を搭載したペダルならではと言ったところでしょうか。

Sparkle/Normal SWですが、こちらはSparkleにすると、エッジの効いた、ジャリッとした熱のあるサウンドになります。
この辺りはDriveを上げ目で弾くと気持ち良くハマりそうです。

お次はHard Rock Machineです。

コントロールはLoudness,Edge,Drive,LED兼Middleコントロールとなっています。

こちらはパンチの効いたハードロック向けのディストーションペダルです。
Driveを絞っても、クリーンにはなりませんが、程よいクランチサウンドになります。
Driveを上げて行くと、音量も上がるのでLoudnessで調整します。
Drive9時ぐらいですと、ビンテージアンプのオーバードライブトーンにかなり近づいたサウンドになります。
Driveを更に上げてEdgeノブとLED兼Middleコントロールの調整でハイゲインディストーションサウンドとなります。
個人的にはDrive低めのオーバードライブトーンがアンプをドライブさせた質感がありとても気に入りました。
マーシャル好きも納得のドライブペダルです。

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